秋田県歴史研究者・研究団体協議会「第21回大会市民公開講座」2015

秋田歴研協第21回大会 市民公開講座



記念講演：戦争遺跡のアーカイブと戦争体験「語り」の継承

2015年はアジア・太平洋戦争の敗戦(1945年)から
70年となる節目の年である。
近年文化庁は各地の戦争遺跡の調査・選定を進めつつ
あるが、秋田県のそれはまだ手つかずの状態である。
秋田には良く知られたものでも土崎空襲、花岡事件と、
被害者・加害者双方の立場の戦争の記憶を伝える
遺跡が存在する。
一方で旧東北パルプ跡、田沢湖姫観音など、ほとんど
戦争遺跡として意識されていないものもある。
戦争遺跡とは何なのか、秋田県の戦争遺跡の現状と、
保存・活用の課題について考えてみたい。

・講師：秋田大学 教授 外池 智 氏
・日時：平成27年4月25日(土) 午後2時～4時
・会場：あきた文学資料館(秋田市中通六丁目6-10)

秋田歴研協第21回大会 市民公開講座