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秋田歴研協第22回大会 市民公開講座
記念講演：佛教史に見る「みちのく」と北海道
北辺における異文化としての仏教の伝播と展開の歴史は、「開拓」と
「開教」の軌跡であった。まず、古代みちのくの仏教界を彩ったのは、「天
皇王権」による天台宗の弘通。次いで、この古代的軌跡をドラマチック
に改変したのが、「武家王権」による「禅密主義」の宗教政策であった。
こうした古代・中世「みちのく」の「開拓」と「開教」の展開相は、北
海道の中世的宗教移民、江戸幕府の「蝦夷３官寺」の建立、さらには近
代的な宗教移民の歴史にも刻印されていく。
・講師：北海道教育大学名誉教授 佐々木 馨 氏
・日時：平成28年4月23日（土）午後2時～4時
・会場：あきた文学資料館（秋田市中通六丁目6-10）
秋田歴研協第22回大会 市民公開講座
